2025.02.28 02:27Vol.33エヌビディア好決算も株価急落、日本経済への波及とDeepSeekの衝撃米国のAIチップ大手エヌビディアが2025年2月26日に発表した2024年11月〜25年1月期決算は、売上高78%増の393億3100万ドル、純利益80%増の220億9100万ドルと市場予想を上回る好業績を記録しました。しかし、一夜明けた27日、同社株は8%安に沈み、市場の期待値の高さとマクロ経済環境の不透明感が浮き彫りになりました。このニュースは、日本経済にも大きな影響を及ぼす可能性があります。特に、ジェンスン・ファンCEOが決算説明会で中国の新興AI企業DeepSeekを「世界的な熱狂に火をつけた。素晴らしいイノベーションだ」と称賛した発言は、AI業界の競争構造や日本の技術戦略に新たな視点をもたらします。本ブログでは、この出来事が日本に与える影響と...
2025.02.27 02:33Vol.32エヌビディアが驚異の快進撃!日本のインバウンドに与える影響こんにちは!今日は、米国の半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の最新決算が、日本のインバウンド市場にどんな影響を与えるのか、考えてみましょう。実は、テクノロジーの進化が観光業にもじわじわと波及しているんです。
2025.02.22 06:36Vol.31瀬戸内海クルーズが切り開くインバウンド新時代阪急交通社が2025年の3月から4月にかけて、フランスのラグジュアリー船「ル・ジャックカルティエ」をチャーターし、瀬戸内海でインバウンド(訪日外国人)向けクルーズを実施する計画を進めています。この船は、自然探検クルーズで知られるフランスのポナン社が所有し、客室数92室、乗客定員184人を誇る豪華な仕様です。日本の旅行会社がポナンの船をインバウンド向けにチャーターするのは初めての試みで、自然と文化が調和する瀬戸内海の魅力を海外に発信し、新たな観光価値を創造する狙いがあります。この取り組みは、インバウンド市場の成長を見据えた戦略の一環です。阪急交通社は、海外の旅行会社と連携し、日本の隠れた魅力をラグジュアリー層に訴求することで、訪日観光需要の拡大を図ってい...
2025.02.18 06:18Vol.30訪日客急増が切り開く未来日本政府観光局の発表によると、日本の観光産業が目覚ましい回復を見せています。このニュースは、2024年の訪日外国人旅行者の動向とその経済効果に焦点を当てており、注目すべきデータが盛りだくさんです。具体的には、2024年の訪日客数が過去最高を更新し、その消費額が5兆円を突破したと報じられています。これはコロナ禍からの単なる回復ではなく、新たな成長段階に突入した証と言えるでしょう。日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2024年1月から12月までの訪日外客数が前年比約30%増を記録したとあります。特にアジア圏からの旅行者が急増し、中国、韓国、台湾からの訪問者が全体の6割以上を占めています。さらに、欧米からの旅行者も増え、特に長期滞在を好む傾向が強まって...
2025.02.13 06:59Vol.29ホテル株堅調から考察するアパートメントホテル投資の可能性こんにちは。今回はホテル業界のトレンドとアパートメントホテルへの投資チャンスに焦点を当て、掘り下げます。インフレと観光ブームが変える投資環境最近はインフレ環境下で注目される「耐インフレ株」や、2025年大阪・関西万博を控えた市場の動きが話題です。以下に主要ポイントをまとめます。・インフレに強いセクターの台頭 ホテル株が動的価格設定で利益を確保。例としてGreens(コンフォートホテル)やKyoritsu Maintenance(ドーミーイン)が挙げられています。IT企業も価格改定で好調。Cybozu(業務管理ソフト)は値上げで業績を伸ばしました。日本銀行は2024年1月に政策金利を0.25%から0.5%に引き上げ、インフレ対応を強化。・大阪・関西万博...
2025.02.06 07:50Vol.28 ロイヤルHDも参入 インバウンドへの商機「ロイヤルホスト」をはじめ、天丼・天ぷら専門店「てんや」など様々な飲食ブランドを全国に展開しているロイヤルホールディングス(HD)は2月5日、高級ホテルやリゾートホテルを運営するタイのマイナー・ホテル・グループと日本で新設する合弁会社についての記者会見を開きました。